芦屋市の土地を親から相続。売却前にすべき「手続きの順番」と損をしないための注意点の画像

芦屋市の土地を親から相続。売却前にすべき「手続きの順番」と損をしないための注意点

芦屋の不動産 売却・相続

垂井 圭介

筆者 垂井 圭介

宅地建物取引士の垂井です。不動産売買仲介のお仕事に携わり20年超となりました。2,000件超のご成約実績と経験がございます。
まずはお客様のお話をゆっくりとお聞かせ頂くところから始まると考えております。

【芦屋の不動産売却・相続】芦屋市の土地を親から相続。売却前にすべき「手続きの順番」と損をしないための注意点

芦屋市の土地を親から相続。売却前にすべき「手続きの順番」と損をしないための注意点

こんにちは。芦屋市を中心に、西宮市、神戸市で不動産仲介を行っております「高翔バイセル」です。

ご実家の書類や戸籍謄本を前に、相続の手続きについて不安そうな表情で話し合うご家族の様子

ご親族が亡くなられ、深い悲しみと慌ただしさの中で、ふと直面する「実家や土地の相続」という現実。

「自分たちはすでに持ち家があるし、芦屋の実家には誰も住む予定がないから売却したい。でも、一体何から手をつければいいのか全く分からない…」

こうしたご相談を、私たち高翔バイセルにも数多くいただきます。不動産の相続と売却は、専門的な法律や税金が絡むため、多くの方が「間違った手順を踏んで損をしてしまうのではないか」という不安(損失回避の心理)を抱えていらっしゃいます。

特に、芦屋市のような資産価値の高いエリアの土地は、取り扱いを一つ間違えるだけで数百万円単位で結果が変わることもあります。また、2024年(令和6年)からは法律が変わり、放置しておくと罰則(過料)の対象になるケースも出てきました。

今回は、地元・芦屋に密着し、数多くの相続不動産の売却をサポートしてきたプロの視点から、売却までに「絶対に踏むべき手続きの順番」と、トラブルを防いで少しでも手元に多くのお金を残すための秘訣を分かりやすく解説いたします。

この記事で解決できる疑問
  • 親名義のままでは土地が売れない理由と、最初のステップ
  • 罰則あり!? 知らないと怖い「相続登記の義務化」とは
  • 芦屋市の土地を売る際に欠かせない「境界確定」の重要性
  • 解体する?リノベする?建築のプロだからできる最適解

ステップ1:焦りは禁物。まずは「誰が相続するか」を確定させる

土地を売却して現金化したいと思っても、亡くなられたお父様やお母様の名義のままでは、不動産を売却することはできません。法律上、まずは生きている相続人の誰かの名義に変更する必要があります。

そのための第一歩が「遺産分割協議(いさんぶんかつきょうぎ)」です。
遺言書がない場合、法定相続人(配偶者や子どもなど)全員で話し合い、「誰がこの土地を相続するのか」、あるいは「代表者が相続して売却し、その代金をみんなで分けるのか(換価分割)」を決定し、書面(遺産分割協議書)にまとめます。

「早く現金化したい」と焦るお気持ちは分かりますが、ここで相続人間での合意が取れていないと、後のトラブルの原因となります。まずはご親族間でしっかりと話し合うことが、安全な売却への第一歩です。

ステップ2:必須手続き!「相続登記(名義変更)」は義務化されています

法務局の登記簿謄本のイメージと、「相続登記義務化」の注意喚起を示すインフォグラフィック

誰が相続するかが決まったら、次に法務局で土地の名義を亡くなられた方から相続人へ変更する手続きを行います。これを「相続登記」と呼びます。

ここで、非常に重要な注意点があります。
法務省の規定により、2024年(令和6年)4月1日から「相続登記」が法律で義務化されました。不動産を相続で取得したことを知った日から「3年以内」に登記申請を行わなければならず、正当な理由なく怠ると「10万円以下の過料(罰金のようなもの)」の適用対象となります。

「とりあえず放置しておこう」は通用しなくなりました。
しかし、ご自身で戸籍謄本などの膨大な書類を集めて法務局へ通うのは、大変な時間と労力がかかります。私たち高翔バイセルにご相談いただければ、相続に強い提携の「司法書士」をご紹介し、煩雑な名義変更の手続きをスムーズに丸投げしていただける体制を整えております。

ステップ3:売却価格を左右する!「査定」と「境界確定」の重要性

名義変更の目処が立ったら、いよいよ不動産会社に依頼して売却に向けた準備に入ります。まずは「いくらで売れるのか」を知るための「査定」を行います。

> ご実家の土地の現在価値を知る「無料売却査定」はこちら

そして、芦屋市や西宮市の閑静な住宅街にある土地を売却する際、査定と同じくらい重要なのが「境界確定(きょうかいかくてい)」です。
境界確定とは、「隣の家との土地の境目(境界線)がどこなのか」を測量士に依頼して明確にし、隣地の方と合意書を取り交わす手続きのことです。

代々受け継がれてきた古い土地の場合、境界を示すブロック塀が曖昧だったり、境界標(杭)が見当たらなかったりすることが多々あります。資産価値が高い芦屋の土地では、数十センチのズレが数百万円の価格差を生むため、境界が未確定のままでは「後から隣人とトラブルになるかもしれない」と買主様から敬遠され、相場よりも安く買いたたかれてしまいます。

私たちにお任せいただければ、必要に応じて信頼できる土地家屋調査士を手配し、買主様が安心して高値で購入できる「トラブルのない土地」へと整えるサポートを行います。

ステップ4:「土地+建築」のプロが導き出す、芦屋で高く売るための戦略

高翔バイセルのスタッフが、古い実家の図面と新しい建物のプランを並べて、売主様に高く売るための最適な活用法を提案している様子

親御様から相続した土地には、「古い実家」がそのまま建っているケースが多いと思います。ここで皆様が悩まれるのが、
「建物を解体して更地にしてから売るべきか? それとも、そのまま(古家付き土地として)売るべきか?」
という問題です。

一般的な不動産会社であれば、「古い家は印象が悪いので、解体して更地で売りましょう」と提案するかもしれません。しかし、解体には数百万円の費用がかかるうえ、更地にすると固定資産税の軽減措置が外れて税金が跳ね上がるというリスク(損失)があります。

ここで活きるのが、私たち高翔バイセルの最大の強みである「土地の専門家と建築士がチームを組むワンストップサービス」です。

私たちは、ただ解体を勧めることはしません。グループ会社である工務店「株式会社 高翔」の建築士の目線で建物を調査し、
「この建物は骨組みがしっかりしているので、リノベーションすれば『今の暮らしに、新しい価値を。』もたらす素晴らしい住まいになります」
「敷地が広いので、解体して2区画に分け、『ゼロから描く、理想の住まい。』のための土地として提案しましょう」
といった、買主様の購買意欲を最大限に引き出す付加価値の提案を行います。

これにより、売主様は無駄な解体費用の「手出し」をすることなく、物件を最も高く評価してくれる買主様を見つけることができるのです。

相続の手続きは、分からないことだらけで不安になるのが当たり前です。
私たち高翔バイセルは、不動産の査定から、司法書士や測量士の手配、そして建築目線での高値売却戦略まで、すべてを一つの窓口でサポートいたします。あなたの抱える負担や不安に「あったかい」心で寄り添いますので、まずはどんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

よくあるご質問(FAQ)

相続登記を自分で行うのは難しいですか?

ご自身で行うことも不可能ではありませんが、亡くなられた方の出生から死亡までの戸籍謄本など、膨大で複雑な公的書類を集める必要があります。平日にお仕事をされている方にとっては非常に負担が大きいため、司法書士に依頼するのが一般的です。高翔バイセルでは、信頼できる提携司法書士をご紹介し、スムーズな手続きをサポートいたします。

実家(古い家)が建ったままの土地ですが、解体してから売るべきでしょうか?

一概に解体すべきとは言えません。更地にした方が売れやすいケースもありますが、解体費用が数百万円かかる上、翌年の固定資産税が跳ね上がるリスクがあります。また、建物の骨組みを活かしてリノベーションしたいという買主様もいらっしゃいます。建築士と連携する私たちにご相談いただければ、最も手元にお金が残る方法をご提案できます。

相続人が複数いて意見がまとまりません。売却相談はできますか?

はい、ご相談いただけます。まずは「この土地がいくらで売れるのか」という客観的な査定額(現金化した場合の価値)を把握することが、遺産分割協議をスムーズに進めるための第一歩となります。中立的な立場のプロとして、皆様が納得できる解決策をご提案いたします。

■お問い合わせは
お電話でもオンラインでも承っております。
「誰に相談していいか分からない」「手続きが面倒で放置してしまっている」という方も、ご安心ください。専門用語は使わず、一つひとつ丁寧にご案内いたします。あなたのご負担を軽くするお手伝いをさせてください。

TEL:0797-34-7703

営業時間: 9:00~18:00(定休日:水曜日)

〒659-0093 兵庫県芦屋市船戸町4-1 -201

”芦屋の不動産 売却・相続”おすすめ記事

  • 芦屋市で不動産売却、「専任媒介」と「一般媒介」どちらが売れやすい?プロが教える正しい選び方の画像

    芦屋市で不動産売却、「専任媒介」と「一般媒介」どちらが売れやすい?プロが教える正しい選び方

    芦屋の不動産 売却・相続

  • 芦屋市で不動産売却、「査定額が一番高い業者」に任せて大丈夫?プロが教える3つの罠の画像

    芦屋市で不動産売却、「査定額が一番高い業者」に任せて大丈夫?プロが教える3つの罠

    芦屋の不動産 売却・相続

  • 【売却長期化のサイン】一般媒介で3ヶ月以上売れないなら。芦屋のプロが正直にお伝えしたいことの画像

    【売却長期化のサイン】一般媒介で3ヶ月以上売れないなら。芦屋のプロが正直にお伝えしたいこと

    芦屋の不動産 売却・相続

  • 【危険】その一般媒介、放置されていませんか?不動産会社の「本気度」を見抜く5つのチェックリストの画像

    【危険】その一般媒介、放置されていませんか?不動産会社の「本気度」を見抜く5つのチェックリスト

    芦屋の不動産 売却・相続

  • “両手仲介”がすべてじゃない!「一般媒介」で売れない物件に共通する3つの落とし穴の画像

    “両手仲介”がすべてじゃない!「一般媒介」で売れない物件に共通する3つの落とし穴

    芦屋の不動産 売却・相続

  • 「一般媒介なのに反響がない…」は当然です。阪神間の不動産売却で本当に大切な“たった一つ”のことの画像

    「一般媒介なのに反響がない…」は当然です。阪神間の不動産売却で本当に大切な“たった一つ”のこと

    芦屋の不動産 売却・相続

もっと見る

今週のオープンハウス情報