
西宮市のマンション売却、「売り出し価格」と「成約価格」の差はどれくらい?プロが教える価格設定の罠
西宮市のマンション売却、「売り出し価格」と「成約価格」の差はどれくらい?プロが教える価格設定の罠
こんにちは。芦屋市を中心に、西宮市、神戸市で不動産仲介を行っております「高翔バイセル」です。

ご自宅のマンションの売却を考え始めたとき、多くの方がまず行うのは「ポストに入っていたチラシ」や「不動産ポータルサイト」で、同じマンションや近隣の物件がいくらで売りに出されているかをチェックすることでしょう。
「うちと同じくらいの間取りが4,500万円で売りに出ている! じゃあ、うちもそれくらいで売れるはずだ!」
と、期待に胸を膨らませるお気持ちはよく分かります。しかし、不動産売却において、この「広告に出ている価格」をそのまま自分の手元に入ってくるお金だと信じ込んでしまうのは、非常に危険です。
人間は、最初に見た数字を無意識に基準にしてしまうという心理的傾向(アンカリング効果)を持っています。この思い込みを持ったまま売却をスタートさせると、結果的に相場よりも安く買い叩かれ、数百万円もの大損をしてしまう「値下げスパイラル」に陥るリスクが高まります。
今回は、地元・西宮の不動産市場を知り尽くしたプロの視点から、「売り出し価格」と実際に売れた「成約価格」のリアルな差の仕組みと、高値売却を逃してしまう価格設定の罠、そしてそれを防ぐための独自の売却戦略を分かりやすく解説いたします。
- 「売り出し価格=売れる価格」ではない衝撃の事実
- 西宮市のマンションにおけるリアルな「価格の差」
- 「とりあえず高く出してみよう」が招く数百万円の損
- 値引きを防ぎ、高く売るためのプロの「付加価値」戦略
目次
1. マンション売却、「売り出し価格」と「成約価格」のリアルな差
不動産ポータルサイトなどに掲載されている「売り出し価格」は、あくまで売主様が「この金額で売りたい」と希望している価格に過ぎません。これに対して、実際に買主様が見つかり、売買契約が成立した金額を「成約価格」と呼びます。
一般的に、中古マンションの売買では、買主様から「端数を切ってくれませんか?」「水回りのリフォーム費用分として50万円安くしてほしい」といった値引き交渉が入るのが通例です。
市場のデータを見ると、売り出し価格に対して実際の成約価格は、平均して約5%〜10%程度低くなる(乖離する)傾向にあります。
例えば、西宮北口エリアで4,500万円で売りに出されているマンションがあったとしても、実際の成約価格は4,200万円前後で着地しているケースが少なくないのです。
まずは、この「売り出し価格と成約価格には必ず差が生まれる」という冷酷な現実を、資金計画の前提として知っておく必要があります。
2. 危険!「少しでも高く出したい」心理が招く数百万円の損

値引きされるのが当たり前なら、多くの方がこう考えます。
「それなら、後から値引きされることを見越して、最初から相場よりかなり高い『5,000万円』で売り出してみよう。ダメなら後から少しずつ下げればいいし」
実は、この「とりあえず高く出してみる」という作戦は、不動産売却において最もやってはいけない致命的な失敗なのです。
不動産が最も高く、そして早く売れるのは、物件情報が市場に出た直後の1ヶ月〜2ヶ月間(新着物件のボーナスタイム)です。本気で物件を探している買主様は、毎日相場をチェックしているため、相場から外れた高すぎる物件には見向きもしません。
その結果、誰からも問い合わせがないまま数ヶ月が経過します。すると物件の鮮度が落ち、「あの物件はずっと売れ残っているから、何か問題があるに違いない」というレッテルを貼られてしまいます。
焦った売主様は値下げをしますが、時すでに遅し。最終的には、最初から適正価格で出していれば売れたはずの価格(例:4,200万円)よりも、さらに安い金額(例:3,900万円)まで下げないと買い手がつかない「値下げスパイラル」へと転落してしまうのです。
「少しでも高く売りたい」という心理が、結果的に「数百万円の損失」を招くという皮肉な結果になってしまいます。
3. 買主の心理を操る「適正価格」と「端数マジック」
では、どのように売り出し価格を設定すれば良いのでしょうか。
正解は、客観的なデータに基づいた「相場どおりの適正価格」で市場に出し、最も注目を集める初期の段階で複数の購入希望者を集め、値引き交渉の余地を与えずに売り切ることです。
また、価格設定においては、買主様の「検索心理」を読むことも重要です。
例えば、査定額が「4,080万円」だったとします。これをそのまま売り出すよりも、「3,980万円」に設定した方が圧倒的に反響が増えます。なぜなら、多くの買主様はポータルサイトで「4,000万円未満」という条件で検索をするため、4,080万円では検索画面にすら表示されず、チャンスを逃してしまうからです。
これを「端数マジック」や「価格の壁」と呼びます。こうした心理的かつ戦略的な価格設定ができるかどうかが、プロの腕の見せ所です。
4. 値引き交渉を防ぐ!「建築+不動産」のプロの戦略

とはいえ、「うちのマンションは古いから、買主様から『内装が古いからリフォーム代として安くして』と値引き交渉されそう…」と不安に思われる方も多いでしょう。
その不安を解消するのが、私たち高翔バイセルの最大の強みである「土地の不動産専門家と、建物を知る建築士がチームを組むワンストップサービス」です。
私たちが売却活動を行う際は、単に古いお部屋の現状をお見せするだけではありません。
グループ会社である工務店「株式会社 高翔」の建築士と連携し、買主様に対して「今は古く見えますが、このようにリノベーションすれば、今の暮らしに新しい価値をもたらす素晴らしい空間に生まれ変わりますよ」という、具体的な完成予想図と費用のお見積もりをセットでご提案します。
買主様が値引きを要求するのは、「この後リフォームにいくらかかるか分からない」という不安があるからです。
私たちが建築のプロとしてその不安を事前に取り除く(解決策を提示する)ことで、買主様は納得して購入を決断でき、売主様は理不尽な値引き交渉を受けずに、希望に近い価格で売却を成功させることができるのです。
「うちのマンションの本当の適正価格はいくらなのだろう?」
そう思われたら、まずは私たちに一度査定をご依頼ください。地域の相場を知り尽くした私たちだからこそできる、誠実で「あったかい」ご提案をお約束します。
5. よくあるご質問(FAQ)
買主から値下げ交渉をされたら、必ず応じないといけないのでしょうか?
必ず応じる必要はありません。売主様が価格に納得できなければお断りすることができます。ただし、相場に対して適正な交渉であれば、応じた方が早く売却できるケースもあります。事前に『いくらまでなら譲歩できるか』のボーダーラインを不動産会社と共有しておくことが大切です。
一番高い査定額を出してくれた不動産会社に任せれば、高く売れますか?
それは非常に危険な思い込みです。査定額はあくまで『予想価格』であり、実際にその金額で買うのは一般の買主様です。契約を取るためにあえて相場外れの高い査定額を出し、後から大幅な値下げを要求する不誠実な会社も存在するため、『なぜその金額になるのか』という客観的な根拠を確認することが重要です。
西宮市のマンションは、現在売り時なのでしょうか?
西宮市は関西でも屈指の人気エリアであり、マンション需要は常に底堅く、現在は間違いなく売り時の一つと言えます。ただし、金利の動向や近隣のライバル物件の状況によって、数ヶ月単位で市場の風向きは変化します。まずは現在の正確な価値(現在地)を知ることから始めることをお勧めします。
■お問い合わせは
お電話でもオンラインでも承っております。
「他社で売り出しているけれど、なかなか売れなくて困っている」「本当にこの売り出し価格で合っているのか不安」といったご相談も大歓迎です。どんなことでも構いません。あなたのお悩みやご希望を、私たちに聞かせてください。
営業時間: 9:00~18:00(定休日:水曜日)
〒659-0093 兵庫県芦屋市船戸町4-1 -201
