
ビー玉だけじゃ不十分?プロが中古戸建ての「内覧」に持参する7つの道具と欠陥チェック術
ビー玉だけじゃ不十分?建築のプロが中古戸建ての「内覧」に必ず持参する7つの道具と、欠陥を見抜くチェック項目
こんにちは、芦屋の不動産会社、高翔バイセルです。

「毎月5万円の副収入」を目指し、ファミリー層向けに長期間安定して貸し出せる「中古戸建て投資(戸建て賃貸)」が、会社員の間で密かなブームとなっています。
特に、西宮市の「甲子園口」や「鳴尾」エリアは、ららぽーと甲子園などの大型商業施設があり平坦なため、子育て世帯からの賃貸需要が極めて高く、戸建て投資には絶好の市場です。また、芦屋市の「打出小槌町」などの閑静な住宅街も、戸建てを求める層が絶えません。
しかし、中古戸建てにはマンションにはない「見えない瑕疵(建物の欠陥)」という恐ろしいリスクが潜んでいます。
「内覧の時は、床にビー玉を転がして家が傾いていないかチェックすれば大丈夫ですよね?」と聞かれることがありますが、ビー玉だけでは数百万円の修繕リスクを見抜くことは絶対にできません。
今回は、長年にわたり阪神間で建築を手掛けてきた工務店「株式会社 高翔」の建築士が、中古戸建てのインスペクション(建物状況調査)を行う際に必ず持参する「7つの道具」と、投資初心者を救うプロのチェック項目を徹底解説します。
- 戸建て投資の成功は「購入前の修繕費の把握(インスペクション)」で9割決まる。
- ビー玉はあくまで目安。正確な傾きは「水平器」で数値化して判断する。
- 「強力なLEDライト」と「点検鏡」で、床下のシロアリや水漏れをあぶり出す。
- 株式会社 高翔の「建築の目」で、買ってはいけないババ抜き物件を回避する。
目次
1. 中古戸建て投資。高利回りの裏に潜む「見えない欠陥」の恐怖
中古戸建ては、マンションのような管理費・修繕積立金が毎月かからないため、表面上のキャッシュフローは非常に良く見えます。
しかし、建物の外側(屋根や外壁)や床下など、すべてをオーナー様自身で管理・修繕しなければなりません。
もし、内覧時に「壁紙が綺麗だから」と安易に購入を決めてしまい、入居者が入った直後に「床下でシロアリが柱を食べていた」「大雨の日に屋根から雨漏りした」といったトラブルが発生すれば、数百万円の修繕費用が飛び、一瞬で投資計画が破綻(デッドクロス)してしまいます。
こうした「見えない欠陥(隠れた瑕疵)」を内覧のわずか1時間で見抜くために、プロは専用の道具を駆使して建物を「診察」するのです。

2. ビー玉だけでは不十分!プロが内覧に持参する「7つの道具」
「株式会社 高翔」の建築士が、中古戸建ての内覧(インスペクション)の際に必ず持参する「7つの道具」をご紹介します。
- ① 水平器(またはスマホの専用アプリ)
ビー玉が転がるのは「傾いている証拠」にはなりますが、「どれくらい傾いているか」は分かりません。建物の傾斜が「3/1000(1mで3mmの傾き)」以下であれば許容範囲、それ以上なら地盤沈下や構造的な欠陥を疑います。水平器を使って正確に数値を測ります。 - ② 強力なLEDライト(懐中電灯)
内覧時、電気が通っていない空室の確認には必須です。暗い屋根裏を照らして「雨漏りの染み」を探したり、床下点検口から基礎部分を照らして「シロアリの蟻道(通り道)」や水溜まりがないかを確認します。 - ③ クラックスケール
外壁や基礎コンクリートにある「ひび割れ(クラック)」の幅を測る透明な定規です。幅が「0.3mm未満(ヘアクラック)」なら表面的なもので問題ありませんが、「0.3mm以上」の場合は雨水が侵入し、内部の鉄筋をサビさせている危険性があります。 - ④ 点検鏡(ミラー)
棒の先に鏡がついた道具です。洗面台の下やキッチンのシンク裏など、目視しづらい奥まった場所の配管から水漏れが起きていないかを、鏡を差し込んで裏側から確認します。 - ⑤ 打診棒(またはドライバーの柄)
外壁のタイルや浴室のタイルを軽く叩き、その「音」で内部の浮きや剥がれを確認します。「コンコン」と軽い音が鳴る場合は内部が空洞化しており、落下や漏水のリスクがあります。 - ⑥ メジャー(コンベックス・レーザー距離計)
間取り図の寸法が正確か、洗濯機置き場や冷蔵庫置き場に現代の大型家電が入るかを確認します。ここが狭いと、ターゲットとなるファミリー層に敬遠されてしまいます。 - ⑦ スリッパ(あえて薄手のもの)
床の「沈み込み」や「ブカブカ感」は、足の裏の感覚で察知します。あえて底の薄いスリッパを持参し、水回り周辺の床下地が腐食していないかを歩きながら確認します。
3. 「株式会社 高翔」の建築士が必ず確認する3つの重要ポイント
7つの道具を使って、プロは具体的にどこを見ているのでしょうか。阪神間特有の環境も踏まえたチェックポイントです。
| チェック箇所 | プロの見極めポイント |
|---|---|
| 雨漏りの痕跡 (天井・サッシ周り) |
天井のクロスにシミがないかは当然ですが、窓のサッシ周りの木枠が黒ずんでいたり、ふやけたりしていないかを確認します。山手幹線沿いや南部の海沿いなど、風雨が強いエリアでは特にサッシ周りからの漏水が多発します。 |
| 基礎とシロアリ (床下点検口・外回り) |
床下点検口を開け、カビの匂いがしないか、基礎に茶色い土の筋(シロアリの蟻道)がないかを確認します。シロアリ被害が進行していると、最悪の場合「柱の交換」など数百万円の費用がかかります。 |
| 擁壁(ようへき)の劣化 (山手エリア限定) |
芦屋市の山手など、傾斜地に建つ戸建ての場合は「建物を支える擁壁」の劣化(水抜き穴の詰まりやひび割れ)を必ず見ます。擁壁のやり直しは莫大な費用がかかるため、投資対象から外すこともあります。 |

4. 高翔バイセルの同行内覧で、安全で「あったかい」戸建て投資を
「こんなに細かくチェックしないといけないなんて、素人には絶対に無理だ……」と不安に思われたかもしれません。
だからこそ、不動産投資において「誰と一緒に内覧に行くか(どの不動産会社を選ぶか)」が決定的な差を生むのです。
ただ物件を売りたいだけの営業マンは、「綺麗な壁紙ですね」「日当たりが良いですね」と良いことしか言いません。
しかし、高翔バイセルでは、物件の内覧に「株式会社 高翔」の建築の目を持ったスタッフが同行し、これらの厳しいチェックをあなたの代わりに行います。そして、「修繕にいくらかかるか」を正確に算出した上で、「その修繕費を引いてもらうよう、売主様に指値(値引き)交渉をしましょう」という、根拠のある買い付け戦略を立てるのです。
欠陥を見つけて諦めるのではなく、欠陥を「安く買うための武器」に変え、適正なリノベーションで高利回り物件へと再生させる。
芦屋・西宮での中古戸建て投資にご興味のある方は、ぜひ一度、芦屋駅直結の高翔バイセルへご相談ください。安全で「あったかい」資産形成をワンストップでサポートいたします。
よくあるご質問(FAQ)
内覧時に、自分で床下や屋根裏の点検口を開けて見てもいいですか?
売主様が居住中の場合や、空室であっても勝手に点検口を開けたり、壁を叩いたりするのはマナー違反となり、トラブルの原因になります。高翔バイセルが仲介する場合は、事前に売主様や先方の仲介業者へ許可を取り、株式会社 高翔の建築士が傷をつけないよう丁寧に確認いたします。
傾きや雨漏りの跡が見つかった物件は、買わない方がいいのでしょうか?
必ずしも『買ってはいけない』わけではありません。重要なのは『その欠陥を直すのにいくらかかるか』です。株式会社 高翔が修繕費用を正確に算出し、その費用分を物件価格から値引き(指値交渉)して利回りが合うのであれば、むしろ競合が手を出さない『高利回りのお宝物件』に化けるチャンスになります。
インスペクション(建物状況調査)は有料ですか?
詳細な報告書を作成する本格的なホームインスペクションは別途費用(数万円〜)がかかる場合がありますが、高翔バイセルを通じて物件をご検討いただく際、内覧に同行する株式会社 高翔のスタッフが行う『プロの目視による初期チェックと概算の修繕見立て』は無料で行っております。まずはお気軽にご相談ください。
■お問い合わせは
お電話でも承っております。
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