
いつ「法人化」すべき?家賃収入いくらで個人から切り替える?合同会社設立の費用と最短スケジュール
いつ「法人化」すべき?家賃収入いくらで個人事業主から切り替える?合同会社設立の費用と最短スケジュール
こんにちは、芦屋の不動産会社、高翔バイセルです。

会社員をしながら不動産投資をスタートし、物件が増えて順調に家賃収入が伸びてくると、必ずぶつかる大きな壁があります。それが「税金の重さ(所得税・住民税の負担)」です。
特に私たちが商圏とする阪神間エリア(芦屋市、西宮市、神戸市東灘区など)は、物件のブランド力が高く、家賃水準も高めに設定できるため、1棟アパートを購入したり、区分マンションを数戸買い増したりすると、あっという間に「個人の税率の限界」に達してしまいます。
そこで多くの投資家が検討するのが、資産管理会社を設立する「法人化」です。
しかし、「いつ法人にすべきか」「どんな会社を作ればいいのか」を正しく理解していないと、無駄な設立費用ばかりがかかり、かえって赤字になってしまうこともあります。
今回は、高翔バイセルが長年にわたりオーナー様の資産拡大をサポートしてきたプロの視点から、法人化すべき家賃収入(課税所得)の目安と、合同会社の設立費用・スケジュール、そして工務店「株式会社 高翔」のノウハウを活かした法人投資の極意を徹底解説します。
- 個人は「累進課税」で最大55%。法人は「実効税率」約20〜30%台で一定。
- 法人化を検討すべきタイミングの目安は「課税所得900万円」超え。
- 不動産の資産管理会社なら、設立費用が安く手間が少ない「合同会社(LLC)」が最適。
- 法人化で節税し、浮いた資金を株式会社 高翔の「物件バリューアップ」に再投資する。
目次
1. なぜ法人化?個人事業主(累進課税)と法人税率の決定的な違い
法人化の最大の目的は「税率を下げて、手元の現金(キャッシュフロー)を多く残すこと」です。
個人の所得税は「累進課税」という仕組みがとられており、稼げば稼ぐほど税率が上がります。所得税(最大45%)と住民税(約10%)を合わせると、最大で55%もの税金が持っていかれてしまいます。
一方、法人税(法人実効税率)は、利益が800万円以下の部分は約23〜24%、800万円を超える部分でも約30〜33%程度と、個人の最高税率に比べて圧倒的に安く、ほぼ一定に保たれます。
- 経費の幅が広がるメリットも
個人の不動産所得では認められにくい経費も、法人であれば幅広く計上できます。例えば、ご家族を法人の役員にして「役員報酬」を支払うことで所得を分散させたり、万が一の退去や修繕に備えた「法人保険(生命保険や倒産防止共済)」を損金として計上したりと、柔軟な節税対策が可能になります。

2. 法人化のタイミング!「課税所得900万円」が分岐点となる理由
では、具体的に「家賃収入がいくらになったら法人化すべきか」という問題です。
ここで重要なのは、家賃の総額(売上)ではなく、家賃収入から減価償却費やローンの利息などの経費を引いた後の「課税所得(利益)」で判断することです。
会社員の場合、「本業の給与所得」+「不動産投資の課税所得」の合計額が「900万円」を超えるあたりが、法人化を検討すべき最大の分岐点と言われています。
課税所得が900万円を超えると、個人の所得税率は33%に跳ね上がり、住民税(10%)と合わせると「43%」になります。この時点で、法人税の税率(約30%台)を完全に上回るため、個人で物件を持ち続けると税金面で大きく損をしてしまうのです。
阪急西宮北口駅やJR芦屋駅周辺など、阪神間の優良エリアで築古アパートを1棟(家賃収入年間500万円〜)買ったり、区分マンションを2〜3戸買い増したりすると、本業の年収が600万円以上ある会社員の方は、あっという間にこの分岐点に到達します。
3. 資産管理会社は「合同会社」で十分!設立費用と最短スケジュール
法人化を決意した場合、次に悩むのが「株式会社にするか、合同会社にするか」です。
不動産の「資産管理会社(プライベートカンパニー)」として設立するのであれば、設立費用が安く、維持の手間もかからない「合同会社(LLC)」を強くおすすめします。
| 項目 | 株式会社の場合 | 合同会社(LLC)の場合 |
|---|---|---|
| 設立費用の目安 | 約20万円〜25万円 (登録免許税15万円+定款認証5万円など) |
約6万円〜10万円 (登録免許税6万円、定款認証不要) |
| 役員の任期・更新 | 最長10年(更新ごとに登記費用がかかる) | 無期限(更新費用ゼロ) |
| 設立までの最短期間 | 約3週間〜1ヶ月 | 約1週間〜2週間 |
合同会社は「アップルジャパン」や「アマゾンジャパン」などの大企業も採用している形態であり、銀行でアパートローン(プロパー融資)を引く際にも、株式会社と比べて不利になることは全くありません。

4. 「株式会社 高翔」のノウハウで、法人の手残りをバリューアップに回す
法人化によって税金が減り、手元に残る現金(キャッシュフロー)が増えたら、それを何に使うべきでしょうか。
不動産投資でさらに規模を拡大するための正解は、「浮いた資金を物件のバリューアップ(価値向上)に再投資すること」です。
ここで、不動産仲介と建築をグループ内で完結させる高翔バイセルと工務店「株式会社 高翔」のノウハウが活きてきます。
例えば、法人で購入した阪急夙川エリアの築古アパートに対し、手厚くなったキャッシュフローを使って、株式会社 高翔が「外壁塗装」や「共用部の照明のLED化」、「空室の独立洗面台新設」などの改修を適正価格で行います。
これにより、物件の資産価値が上がり、家賃を高く設定できるようになり、法人の売上(家賃収入)がさらに増加するという、最強の好循環サイクルが生み出されるのです。
「自分の年収と家賃収入なら、いつ法人化すべきか?」「次にどんな物件を法人で買えばいいか?」
長年にわたり地元・阪神間に根差してきた高翔バイセルが、税理士や司法書士とも連携し、あなたの資産拡大ロードマップをワンストップでサポートいたします。ぜひお気軽に、芦屋駅直結の店舗まで無料相談にいらしてください。
よくあるご質問(FAQ)
会社員が副業で法人を設立しても、勤務先にバレませんか?
法人の代表者を配偶者などのご家族にする(ご自身は出資のみ行う)方法や、役員報酬をゼロに設定することで、住民税の金額変動による勤務先への通知(バレるリスク)を防ぐことが一般的です。ただし、就業規則に副業禁止規定がある場合は、専門家を交えて慎重に進める必要があります。
法人化すると、銀行の融資は引きやすくなりますか?
はい、中長期的には非常に引きやすくなります。個人での融資には『年収の◯倍まで』といった限界(与信枠の天井)がありますが、法人として事業実績(黒字決算)を3期ほど積むと、金融機関は『個人の信用』ではなく『法人の事業性』を評価して融資(プロパーローン)を出すようになり、物件規模を劇的に拡大できます。
個人で買った物件を、後から設立した法人に移すことはできますか?
可能ですが、個人から法人へ『売却』する形になるため、登録免許税や不動産取得税が再度かかってしまいます。また、個人のローンを法人で借り換える手続きも必要になります。そのため、芦屋や西宮で1棟アパートなど高額な物件を購入する場合は、最初から『法人を設立して法人名義で買う』ことを強くおすすめします。
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