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「表面利回り10%」の罠に注意!本当のキャッシュフロー計算術と阪神間の物件選び

収益物件・不動産投資

大塚 誠

筆者 大塚 誠

宅地建物取引士の大塚です。芦屋・阪神間エリアの不動産売買、土地探しから注文住宅、ご相続まで幅広く対応します。長年の経験で培った知識と誠実な対応で、お客様の資産形成と理想の住まい探しをサポートいたします。

「表面利回り10%」の罠に注意!本当のキャッシュフロー計算術と阪神間の物件選び

「表面利回り10%」の罠に注意!本当のキャッシュフロー計算術と阪神間の物件選び

こんにちは、芦屋の不動産会社、高翔バイセルです。

パソコンの画面に表示された「利回り10%」の広告を見つめ、少し悩んでいる会社員のイメージ

不動産投資の物件探しをしていると、ポータルサイトで「表面利回り10%!」や「12%の超高利回り!」といった魅力的なキャッチコピーを目にすることがあります。特に初めて投資をされる方は、この数字を見て「毎月しっかり儲かりそう!」と飛びついてしまいがちです。

しかし、不動産のプロから言わせれば、表面利回りだけを見て物件を買うのは非常に危険なギャンブルです。特に、地価が高くブランド力のある芦屋市や西宮市、神戸市東灘区といった「阪神間」エリアにおいて、極端に利回りが高い物件には、必ず「安くしなければ売れない理由」が隠されています。

今回は、初心者が陥りやすい「表面利回りの罠」を解き明かし、諸費用や修繕費を加味した「本当の儲け(キャッシュフロー)」の計算方法と、工務店であるグループ会社「株式会社 高翔」のノウハウを活かしたリスク回避法を徹底解説します。

この記事のポイント
  • 「表面利回り」は経費ゼロ・満室を想定しただけの幻の数字。
  • 「実質利回り」と毎月の「キャッシュフロー」を計算しないと黒字倒産のリスクあり。
  • 阪神間の高利回り物件は、バス便エリアや修繕費高騰リスクのある築古物件が多い。
  • 「株式会社 高翔」による事前のインスペクション(建物診断)で隠れた修繕コストを暴く。

1. 「表面利回り」と「実質利回り」の決定的な違い

不動産サイトに掲載されている「利回り」のほとんどは「表面利回り(グロス利回り)」です。これは、物件価格に対する年間の家賃収入(満室想定)の割合を単純に計算したものです。

  • 表面利回りの計算式
    【年間家賃収入 ÷ 物件価格 × 100 = 表面利回り】
    ※例:物件価格1,500万円、年間家賃収入150万円の場合、表面利回りは10%

この数字の恐ろしいところは、購入時の諸費用や、毎月かかる経費(管理費、修繕積立金、固定資産税など)、さらには空室期間が全く考慮されていない点です。
不動産投資で本当に見るべきは、これらの経費を差し引いた「実質利回り(ネット利回り)」です。

  • 実質利回りの計算式
    【(年間家賃収入 - 年間経費) ÷ (物件価格 + 購入時諸費用) × 100 = 実質利回り】

例えば、先ほどの表面利回り10%の区分マンションでも、管理費・修繕積立金が高額だったり、固定資産税を引いたりすると、実質利回りは5%〜6%程度まで落ち込むことがよくあります。

電卓と書類を使って、ローン返済と家賃収入のキャッシュフローを計算している様子

2. 手残りを把握する「キャッシュフロー」の正しい計算式

実質利回りとあわせて必ず計算しなければならないのが、毎月いくら手元にお金が残るかという「キャッシュフロー」です。ローンを組んで購入する場合、ここがマイナスになると、毎月ご自身の給与から手出しをして物件を維持することになってしまいます。

★キャッシュフローの計算式
【毎月の家賃収入 - (毎月の経費 + ローン返済額) = 月間キャッシュフロー】

さらにプロは、ここに「将来の大規模修繕のための積立金」や「退去時の原状回復費用(空室損失)」もあらかじめシミュレーションに組み込みます。「表面利回りは高いのに、ローン返済と経費を引いたら手残りが月2,000円しかない…」という失敗は、この計算を怠った結果起こるのです。

3. 阪神間で「表面利回り10%超」の物件に潜む3つのリスク

芦屋市や西宮市の中心部、あるいは神戸市東灘区の駅近エリアは地価が高いため、実質利回りは4%〜6%程度に落ち着くのが通常です。そんな中で10%を超える物件が出た場合、以下のようなリスクが潜んでいる可能性があります。

  • ① アクセスが極端に悪い(バス便エリア):西宮市の北部(名塩周辺など)や東灘区の山手奥など、駅から遠くバスや車が必須のエリアは、物件価格は安いものの、一度退去が出るとなかなか次の入居者が決まらない「空室リスク」が跳ね上がります。
  • ② 擁壁(ようへき)トラブルを抱える戸建て:阪神間の山間部(六甲山系の一部など)によくある急勾配な土地の場合、建物を支える擁壁が劣化していることがあります。この修繕には数百万円単位のコストがかかり、せっかくの利回りが吹き飛びます。
  • ③ 修繕積立金が異常に高い、または不足している築古マンション:エレベーターがない旧耐震の団地型マンションなどで、大規模修繕の資金が足りず、購入後に修繕積立金が数万円単位で大幅値上げされるリスクが隠れているケースです。

株式会社高翔の建築士が、中古物件の外壁や配管の状態を真剣な眼差しでインスペクション(調査)している様子

4. 建築のプロ「株式会社 高翔」が隠れた修繕リスクを見抜く

このような「高利回りの罠」に引っかからないために、高翔バイセルでは物件探しの段階で、グループ会社である工務店「株式会社 高翔」の力をフル活用します。

長年にわたり阪神間で建築を手掛けてきたプロの目で、購入前に物件のインスペクション(建物診断)を実施。配管の寿命、外壁の劣化具合、傾斜地の地盤リスクなどを洗い出し、「直近5年でいくらの修繕費がかかるか」を正確に見積もります。
そのリアルな修繕コストをキャッシュフロー計算に落とし込み、それでも「儲かる」と判断できた物件だけをお客様にご提案します。

不動産投資は、数字のトリックを見破るゲームです。表面利回りに踊らされず、本当に手元にお金が残る堅実な投資をご希望の方は、不動産と建築の両面から「あったかい」サポートを提供する高翔バイセルへぜひご相談ください。リアルな数字をお見せいたします。

よくあるご質問(FAQ)

物件情報サイトに載っている「利回り」は信用してはいけませんか?

ポータルサイトに掲載されている利回りのほとんどは、経費を考慮していない『表面利回り』です。満室を想定した理想の数字であるため、そのまま信用するのは危険です。必ず管理費や修繕積立金、固定資産税などの経費を引いた『実質利回り』をご自身で再計算する必要があります。

阪神間で利回り10%以上の物件を見つけました。お宝物件でしょうか?

土地の価格が高い芦屋市や西宮市において、表面利回り10%を超える物件には『それなりの理由』が隠されています。駅から遠いバス便エリアである、築年数が古く大規模修繕が迫っている、急勾配な土地で擁壁(ようへき)の改修が必要など、見えないコストがかかる可能性が高いため、プロによる事前の調査が不可欠です。

キャッシュフローを計算してもらうことは可能ですか?

はい、可能です。高翔バイセルでは、気になる物件をお持ちいただければ、購入時の諸費用、ローンの返済額、そしてグループ会社『株式会社 高翔』の知見を活かした将来の修繕予測費用をすべて加味した、現実的で精度の高いキャッシュフローシミュレーションを作成いたします。

■お問い合わせは
お電話でも承っております。

TEL:0797-34-7703

営業時間: 9:00~18:00(定休日:水曜日)

〒659-0093 兵庫県芦屋市船戸町4-1 -201
JR芦屋駅 改札口から徒歩1分(ラポルテ本館2階)

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