
【芦屋の土地探し】古家付き土地のメリット・デメリット|解体費用は誰が払う?
【芦屋の土地探し】古家付き土地のメリット・デメリット|解体費用は誰が払う?
「芦屋で土地を探していると、『古家付き』という物件をよく見かけるけど、これってどうなの?」
「更地と比べて、お得なの?それとも、何かリスクがあるの?」
はじめまして。芦屋の街で皆様の住まい探しをお手伝する高翔バイセルです。注文住宅を建てるための土地探し。その選択肢として、必ずと言っていいほど登場するのが「古家付き土地」です。一見すると、解体費用がかかる分、損なように思えるかもしれません。
しかし、実は「古家付き土地」には、更地にはない大きなメリットがいくつも隠されているのです。そして、気になる「解体費用」の負担についても、交渉次第で有利に進めることができます。この記事では、芦屋で賢く土地を手に入れるために、古家付き土地のメリット・デメリットから、費用負担のリアルな交渉術まで、不動産と建築のプロである私たちが徹底的に解説します。
- 「古家付き土地」は、相場より割安で、税金面やローン面で有利な場合がある。
- 解体費用は、物件価格から値引く形で交渉するのが一般的。
- 解体してみないと分からない「地中埋設物」などのリスクも理解しておく。
- 不動産と建築、両方のプロの目で診断してもらうことが、失敗しない最大の秘訣。
目次
【徹底比較】古家付き土地 vs 更地
まずは、それぞれのメリット・デメリットを客観的に比較してみましょう。
| 古家付き土地 | 更地 | |
|---|---|---|
| メリット |
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| デメリット |
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このように、古家付き土地は、価格面や税金面でのメリットが大きい一方で、専門的な判断が必要なリスクも抱えていることが分かります。
【一番知りたい】解体費用は誰が、どうやって払うのか?
古家付き土地を検討する上で、誰もが気になるのが「解体費用」の負担です。これには、大きく分けて3つのパターンがあります。
- パターン1:買主が負担する(価格交渉あり)
最も一般的なケースです。買主が解体業者を手配し、費用も負担します。その代わり、土地の売買契約の交渉段階で、「解体費用相当額」を物件価格から値引いてもらうことを目指します。例えば、土地価格5,000万円、解体費用見積もり200万円の場合、「4,800万円でいかがでしょうか」と交渉する形です。 - パターン2:売主が解体し、更地にして引き渡す
売買契約の条件として、売主の責任と負担で建物を解体し、更地の状態で引き渡してもらうケースです。買主にとっては解体の手間やリスクがないのがメリットですが、売主が指定する業者で解体するため、費用が割高になり、その分が価格に上乗せされている可能性があります。 - パターン3:買主が負担する(価格交渉なし)
売主が、解体費用がかかることを最初から織り込んで、周辺の更地相場よりも大幅に安い価格で売りに出しているケースです。この場合は、価格交渉の余地は小さくなります。
どのパターンが最も有利かを見極め、効果的な交渉を行うには、芦屋の土地相場と、建築(解体)費用の両方を熟知したプロのアドバイスが不可欠です。
購入前に必ずチェック!古家付き土地、3つの注意点
古家付き土地は「掘り出し物」になる可能性を秘めていますが、契約前に必ず確認すべき注意点があります。

- 注意点1:「再建築不可物件」ではないか?
最も注意すべきリスクです。目の前に家が建っていても、現在の法律(接道義務など)を満たしておらず、「既存の建物を解体したら、新しい家を建てられない」という土地が稀に存在します。これは、不動産のプロによる役所調査で、必ず確認しなければなりません。 - 注意点2:地中のリスクをどうヘッジするか?
前述の「地中埋設物」のリスクです。これを回避するため、売買契約書に「地中埋設物が見つかった場合、その撤去費用は売主の負担とする」といった特約を盛り込む交渉を行います。 - 注意点3:本当に「解体」がベストな選択か?
「古い家=価値ゼロ」と決めつけてはいけません。特に芦屋には、良質な建材で丁寧に造られた家も多く、基礎や構造がしっかりしていれば、リノベーションで新築以上に魅力的な住まいに再生できる可能性もあります。解体か、再生か。その判断ができるのは、不動産と建築、両方の知見を持つプロだけです。
よくあるご質問(FAQ)
解体費用の値引き交渉は可能ですか?
はい、可能です。古家付き土地の売買では、解体費用相当額の値引きを交渉するのが一般的です。ただし、売主様がすでに解体費用を見越して価格設定をしている場合もあります。私たちは、周辺の更地の取引事例や、解体費用の見積もりを基に、お客様にとって有利な条件で交渉を進めます。交渉力も、不動産会社の腕の見せ所です。
解体してみたら、地中から何か出てきたらどうなりますか?
これは「地中埋設物」のリスクで、古家付き土地の注意点の一つです。以前の建物の基礎や浄化槽などが出てきた場合、その撤去費用は原則として買主様の負担となります。こうした不測の事態に備え、売買契約書に「地中埋設物が見つかった場合の責任の所在」について、事前に取り決めを交わしておくことが非常に重要です。契約段階から、私たちがお客様を守るための取り決めをしっかり行います。
「古家」は、どのくらい古い家を指すのですか?
明確な定義はありませんが、一般的には築20年~25年を経過し、市場価値がほとんどゼロに近いと評価される建物を指すことが多いです。特に、1981年6月以前の「旧耐震基準」で建てられた建物は、多くの場合「古家」として扱われます。ただし、リフォーム履歴や建物の状態によっては価値が見直されることもありますので、建築のプロによる診断が重要になります。
まとめ:プロの目利きで、「掘り出し物」を見つけ出す

「古家付き土地」は、一見するとハードルが高そうに見えますが、正しい知識と信頼できるパートナーがいれば、これほど魅力的な選択肢はありません。それは、まだ磨かれていない「原石」を見つけ出し、自分たちの手で最高の「宝石」に仕上げる、宝探しのようなプロセスです。
その原石が本当に磨く価値のあるものか、そして、どう磨けば最も輝くのか。その目利きができるのが、不動産と建築、両方の専門知識を持つ私たち高翔バイセルです。グループ会社の工務店「株式会社 高翔」と連携し、解体費用の見積もりから、地盤調査、そして最高の建築プランのご提案まで、すべてをワンストップでサポートします。
「この古家付き土地、もしかして掘り出し物かも?」
そう感じたら、ぜひ私たちにお声がけください。「あったかい」心で、お客様の宝探しを、誠心誠意お手伝いさせていただきます。
芦屋での古家付き土地のご相談は、
地域密着の高翔バイセルにお任せください。
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