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サラリーマン大家さん必見!確定申告で損しないための「経費と節税」の基本をプロが解説

収益物件・不動産投資

本岡 敬二

筆者 本岡 敬二

宅地建物取引士の本岡です。地元・兵庫県を知り尽くすプロとして、芦屋・阪神間エリアの不動産売買を専門としています。「マイホームは幸せな人生の舞台」という信念のもと、お客様が主役となる最高の舞台づくりを精一杯お手伝いします。

サラリーマン大家さん必見!確定申告で損しないための「経費と節税」の基本をプロが解説

確定申告の準備をするサラリーマン大家さんのイメージ

サラリーマン大家さん必見!確定申告で損しないための「経費と節税」の基本をプロが解説

こんにちは、芦屋の不動産会社、高翔バイセルです。

「会社員をしながら不動産投資を始めたけど、確定申告が不安…」
「どこまでが経費になるの?少しでも税金を安くする方法は?」

サラリーマン大家さんにとって、年に一度の確定申告は頭の痛いイベントかもしれません。しかし、ここをしっかり対策するかどうかで、手元に残るキャッシュフロー(現金)は大きく変わります。不動産投資は「事業」です。事業である以上、正しく経費を計上し、合法的に節税することは、利益を最大化するための重要な経営戦略なのです。

今回は、初めて確定申告を迎える方や、節税の基本をおさらいしたい方向けに、不動産のプロが「経費の線引き」と「節税の仕組み」を分かりやすく解説します。

この記事のポイント
  • 不動産所得が年間20万円を超える場合は、確定申告が必要。
  • 経費になるもの、ならないものの正しい線引きを知ることが節税の第一歩。
  • 「減価償却費」は、お金が出ていかないのに税金を減らせる魔法の経費。
  • 青色申告を活用することで、さらなる節税メリットが得られる。

まずは基本!不動産投資で「経費」になるもの一覧

不動産所得は「総収入金額 - 必要経費」で計算されます。つまり、必要経費を漏れなく計上することで、課税される所得を減らし、税金を抑えることができます。

不動産投資の経費となる項目をチェックするイメージ

主な経費として認められるものは以下の通りです。

  • 租税公課:固定資産税、都市計画税、不動産取得税、印紙税など。
  • 損害保険料:火災保険料、地震保険料など。
  • 修繕費:給湯器の交換、壁紙の張り替えなど、原状回復にかかった費用。
  • 管理委託費:管理会社に支払う管理手数料や清掃費用。
  • 借入金利子:不動産購入ローンの利息部分(※土地取得分には制限あり)。
  • 広告宣伝費:入居者募集のために支払った広告料や仲介手数料。
  • 交通費・通信費:物件確認のための交通費や、管理会社との連絡に使った電話代など。
  • 専門家報酬:税理士や司法書士に支払った報酬。

これはNG!経費として認められないもの

何でもかんでも経費にできるわけではありません。税務調査で指摘されやすいNG項目を知っておきましょう。

  • ローンの「元本」返済分
    これは経費になりません。経費になるのは「利息」部分のみです。元本返済はあくまで「借金を返しているだけ」なので、損失とはみなされません。
  • プライベートな支出
    家族旅行の費用や、自宅の光熱費など、不動産事業と無関係な支出はもちろんNGです。スーツ代やスポーツジムの会費なども、基本的には認められません。
  • 罰金・過料
    駐車違反の罰金などは、事業に使っていた車であっても経費にはなりません。

最強の節税ツール「減価償却費」を味方につける

不動産投資における最大の節税メリット、それが「減価償却費」です。

減価償却の仕組みをイメージした図解

お金が出ていかないのに経費になる?

建物や設備は、年数が経つにつれて価値が下がっていきます。この価値の減少分を、毎年分割して経費として計上するのが減価償却です。
実際にはその年に現金を支払っていないのに、帳簿上は「経費」として利益から差し引くことができるため、手元のキャッシュフローを増やしながら節税できる、非常に強力な仕組みです。

特に、築年数の古い木造物件などは、短い期間で多くの減価償却費を計上できるため、給与所得の高いサラリーマンの方の節税対策として人気があります。

よくあるご質問(FAQ)

自宅兼事務所の家賃や光熱費は経費にできますか?

はい、事業で使用している部分については経費に計上できます(家事按分)。例えば、自宅の床面積の30%を不動産賃貸業の事務スペースとして使っているなら、家賃や電気代の30%を経費にできる可能性があります。ただし、税務署に説明できる合理的な根拠が必要です。詳細は税理士にご相談ください。

修繕費はすべてその年の経費になりますか?

いいえ、内容によります。原状回復(壊れたものを直す)のための費用は「修繕費」としてその年の経費になりますが、資産価値を高めるような工事(リノベーションなど)は「資本的支出」となり、減価償却資産として数年に分けて経費化する必要があります。この判断は節税効果に大きく影響するため、専門家の判断を仰ぐのが賢明です。

青色申告と白色申告、どちらがお得ですか?

節税効果を考えるなら、断然「青色申告」がお得です。最大65万円の特別控除が受けられるほか、赤字を3年間繰り越せるなど多くのメリットがあります。ただし、事前に届出が必要で、帳簿付けも少し複雑になります。最近は便利な会計ソフトもありますし、私たちが提携税理士をご紹介することも可能です。

まとめ:正しい知識で、賢い賃貸経営を

専門家と確定申告の相談をするオーナーの様子

不動産投資は、物件を買って終わりではありません。その後の運営、そして税金のコントロールまで含めてこそ、真の成功と言えます。

私たち高翔バイセルは、物件のご紹介だけでなく、購入後の賃貸管理、そして税理士と連携した確定申告のサポートまで、オーナー様の賃貸経営をトータルでバックアップいたします。
「初めてで不安…」「もっと効率よく節税したい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

■お問い合わせは
お電話でも承っております。

TEL:0797-34-7703

営業時間: 9:00~18:00(定休日:水曜日)

〒659-0093 兵庫県芦屋市船戸町4-1 -201
JR芦屋駅 改札口から徒歩1分(ラポルテ本館2階)

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